薄汚れた人間よりも純粋な人間のほうがいいのかもしれないが、純粋すぎるのも大問題。埼玉県に住む女性Fさん(47才)の夫(44才)は、とんでもないピュア人間だという。
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単純でなんでもかんでも真に受ける夫を、ずっと「ピュア」と思おうとしてきたんだけど、もう限界。若気のいたりとはいえ、なんでこんな男と結婚したんだか…。娘に顔向けできませんっ。
先日、駅から走ってきたらしく、汗だくで帰ってきて「オレ、もしかしたらモテキかもしれん」と、肩で息しながら言うのよ。意味がわからないからキョトンとしていると、携帯電話を取り出して「ほら見ろ」って。
「朝から知らない女の子からメールが入りまくってるんだよ。みゆきに洋子にカナに留美。『寂しいから連絡して』とか。この人は年上なのかな。『おばちゃんでゴメンナサイ。でもお金ならあります。デート謝礼、払います』だって。毎朝行く喫茶店のアルバイトの子か、もしかしたらこの前、1回だけ行ったスナックのママさんかも」って、マシンガントーク。
呆れて“迷惑メール”の仕組みを教えてあげたけど、そしたら「またまた~。焼きもち焼くなって」って…。
こんなバカはいっぺん、アヤシイ業者のメールの餌食になって、世間を知ったほうがいいかもね。
※女性セブン2014年7月3日号