『あさイチ』(NHK)や深夜のバラエティー番組などで取り上げられて、一気に話題となった「ふんどし女子」。いかなるものなのか――。
「ふんどし女子」とは、お祭りではくお尻丸出しのふんどしではなく、機能性も高まったおしゃれなふんどしを愛用する女子のこと。でも、どこで買えるのか?
小田急百貨店新宿店『デスクマイ スタイル』(東京都新宿区)には、男女合わせてナント、約60種類のふんどしが置かれていた。店長の須田麻莉さんは以下のように語る。
「結婚式の引き出物としてのご依頼もあり、健康意識が高まる30代女性から特に人気です」
昨年11月開業の、ふんどし専門店『テラヤ』(長崎県長崎市)の店長・かのこゆりさんもふんどし人気をこう話す。
「もの珍しさから知人に贈り、相手の反応の良さから自分でも使い始めた人が多くいます」
ふんどし人気を見通し、日本ふんどし協会を設立した、中川ケイジさんはその利点をこう語る。
「従来の下着は跡がつきますが、それはゴムで血行が妨げられている証拠。むくみや冷え症以外にも、血管の収縮が続く状態では、不眠やうつを助長することも。その点、ふんどしは、体を締めつけないのでおすすめです」
近年、オーガニック志向の女性からふんどしが注目され、今は“越中ふんどし”や、“もっこふんどし”が人気だそう。
素材ではリネン(亜麻)と綿が主流。リネンは高価だが、吸水性と速乾性に優れ、洗うほど肌になじみ、丈夫。綿は肌触りが柔らかく、お手頃値段だ。
■「結 前垂れ丸デザインタイプ」フリーサイズ
(本体:25cm×80cm、ヒモ:150cm)3078円/エフエフシー(アイフン)
前は白×黄緑色のストライプで、後ろ姿はエメラルドグリーンの無地と、前後でデザインが違う。ハートのワンポイントもキュート。リネンで通気性が良い。お尻もしっかり覆うので、リラックスウエアとして最適。