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息子のホワイトデーのお返しでさえもマウンティングのネタに

 沢尻エリカ(28才)が主演を務めるドラマ『ファースト・クラス』(フジテレビ系)の視聴率が好調だ。初回の視聴率こそ6.5%だったものの、14日放送の第9回は深夜ドラマとしては異例の9.2%を叩き出している。

 このドラマで描かれているのは、女性同士の「マウンティング」だ。マウンティングとは、女性同士が相手を羨ましいと褒めて、自分を自虐しながら“その分野では私が上よ”とオブラートに包んだ言葉でアピールすることを指す。

 女性が自分の容姿や、独身か既婚か、働いているか専業主婦か、など自身のステータスでマウンティングし合うことはいうまでもないが、ママ友たちの間では今や子供や夫までもがその対象になっているという。

 そこで今回、女のマウンティングバトルを紹介する。

「週末、ご近所の家族と海浜公園でバーベキューをした時のこと。率先してお手伝いをして、野菜を洗いお肉を切るうちの娘(7才)を見たママが大声で言ったことが忘れられない。

『もう包丁を使えるなんてエラいわね~。うちの子なんてホント何もできなくて。部屋のお片付けすらできないのよ。全部家政婦さんにやってもらっているのがいけないのかしら…』庶民は家政婦なんて雇えませんから」(38才・主婦)

 息子のモテ度もマウンティングのネタに。

「息子がどれくらいモテるかはっきりするのがバレンタインデー。今年は息子が5つもチョコをもらってきたから、つい自慢したくなっちゃったのよ。『ホワイトデーって大変よねぇ。今年はお返しにゴディバのチョコを用意したからもう大赤字よ~』

 そしたら、クラスでもイケメンと評判のAくんママが満面の笑みでこう言ったわ。『あら豪華ね~。ウチは息子が手作りクッキー作るなんていうから昨日は徹夜よ。でもなんせ20個もお返しがあるから、ウチみたいな家はお宅みたいにゴディバなんて用意できなくて恥ずかしいわぁ。ウフフ』Aくんママはこっちが5個だって絶対に知ってたはず。悔しい~」(43才・医療事務)

 結局、ゴディバのチョコレートを贈る男の子のお母さんより、手作りクッキーを作る男の子お母さんの勝ちといえそうだ。

※女性セブン2014年7月3日号

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