明石家さんまがMCを務める『さんまのSUPERからくりTV』(TBS系)が、9月いっぱいで終了すると、7月3日の東スポWebが報じた。
1992年に30分番組の『さんまのからくりTV』としてスタート。1996年に1時間番組に拡大し、『さんまのSUPERからくりTV』とリニューアルされた。番組開始から22年を数える長寿番組が終了するという情報に、ネットユーザーたちも驚きの様子。ツイッターでは、
「からくりTVも終わるんや。ご長寿早押し好きやったなー!」
「さんまのからくりTV、小学生の頃から毎週見てたから悲しい…」
などと、多くのネットユーザーが寂しがっている。
東スポWebによると、視聴率の低下が終了の大きな理由とのことだが、まさかの終了にさんまも怒りを隠せずにいるとも。お笑い関係者はこう話す。
「中村玉緒さんや浅田美代子さんといった、プライベートでも仲の良いタレントさんが数多く出演していたので、さんまさんとしても続けたかったはずです。もっとも“さんまファミリー”らしい番組ですからね。ただ、さんまさんは長寿番組も多いですが、それと同時にいくつもの番組の打ち切りを経験しています。『からくり』の終了を悔しく思う気持ちはあるでしょうが、素直に現実を受け入れているはずですね」
かつて「60歳になったらテレビの世界から引退する」と発言したこともあるさんまは現在59歳。来年の7月1日で60歳を迎える。長寿番組『からくりTV』も終わるとなると、いよいよ人生の転機が訪れるのだろうか? 30年以上にわたって、さんまを追い続けているコアなさんまファンはこう話す。
「60歳で引退というのは、リップサービスみたいなもので、後に撤回もしていますし、本当にやめてしまうことはないと思います。ただ、ラジオなどでは共演者から“還暦目前”などといわれると、本当に嫌そうに“還暦なんていうな!”と話しているので、年齢を気にしているのは間違いないです。
いつまでも若いイメージですが、さんまさん本人は老いを感じる瞬間が、少なからずあるのでしょう。どちらかといえば完璧主義なところがあるので、“年齢のせいで思うように働けなくなった”と感じることがあれば、スパッと引退してしまうかもしれません。ファンとしては、やはり完璧なさんまさんが見たいけど、老いていくさんまさんもそれはそれで興味ありますね」
もし、さんまがテレビの世界から消えてしまったら、とんでもなく寂しくなりそう。少しくらい老いてしまってもいいから、まだまだテレビで動きまわるさんまを見ていたい、と思う視聴者も少なくなさそうだ。