妻にとって頭を抱えたくなる姑との関係。せめて夫には自分の味方であってほしいものだが、現代の“マザコン夫”たちときたら…。3姉妹の母である結婚28年目の55才の主婦A美さんは、三女を産んだ時に、今も思い出せば怒りで震えるほどの屈辱的な出来事があった。
「三女が生まれた時、夫は『娘3人に囲まれるなんて幸せだな』と優しい言葉をかけてくれました。ところが、姑は『女しか産めない役立たず』と私を罵ったんです。助けを求めるように夫のほうを見ると、夫は知らん顔。それどころか、『うんうん』と姑の言葉に頷いているじゃありませんか。今春、長女が嫁ぎましたが、結婚式には姑も夫も列席させませんでした」
それはまだ序の口。自分の思いを姑に代弁させるという卑怯者には、もはやつける薬はない。40才結婚12年目の主婦B子さんはこう語る。
「初めての子を身ごもった時はつわりがひどく、家事もままならない状態でした。ところが家にやってきた姑は家事を手伝ってくれるどころか、『甘えてる』と私を叱るばかり。実は夫が実家に帰った時に、姑に『嫁がちゃんと家事をやってくれない』とボヤいていたらしいんです。
バカな旦那は『2人目も欲しいな』なんて言ってきましたが、私は断固拒否。息子には『あなたが生まれた時に、お父さんは何もしてくれなかったのよ』とことあるごとに言って聞かせています」
※女性セブン2014年7月17日