牛、豚など25種類のホルモン炭火焼きとホルモン料理が人気の都内の焼き肉店は、その夜も満席だった。その店内カウンター席の真ん中で、七輪を前に楽しそうにホルモンを焼いていたカップルが周囲の注目を集めていた。つばの大きい帽子を被っていた女性が風吹ジュン(62才)だったから──。
「あの夫婦も、結構前からこの店の常連で、月に1~2回は食べにきてるんじゃないかな? ご主人は、ほら、いかにもお酒が強そうなんですが、風吹さんがお酒を飲まないらしく、ふたりともノンアルコールでね。いつも1時間ほど食べたら、手をつないで帰っていきますよ」(同店常連客)
え? 夫婦? 主人? 風吹は1981年に結婚したYMOなどを手がけた音楽プロデューサー・川添象郎氏(73才)と1992年に離婚した後、22年、再婚が報じられたことはないのだ。
しかし2011年12月、風吹は雑誌のインタビューで、定期検査で、ホルモンバランスなどの総合的な数値が急にアップしたことを明かした。血液はサラサラで体調は万全、おまけに体重が減って、ウエストがきゅっとくびれて細くなったというのだ。その理由についてこう話していた。
《原因は何だろう。いや、これしかない。実は私、今、恋をしているのです。あり得ないと思っていただけに自分が一番驚いています》
この恋の相手が、ともに焼き肉店を訪れていた人物だった。
「彼は風吹さんより少し年下で自分で事業をされているそうです。風吹さんの自宅には彼女の息子さんもいるので、一緒には暮らしていないのですが、彼女の自宅で寝泊まりすることも多いそうです。風吹さんは彼のことを“優しくていつも重い荷物を持ってくれるフェミニストなかた”と嬉しそうに話していました」(風吹の知人)
風吹に話を聞くと、「お互い大人なので、穏やかで温かい関係を築いています」と堂々の交際宣言をした。
※女性セブン2014年7月24日号