現在、人気ナンバーワン女子アナの座に君臨しているのが、ぽっちゃりキャラが魅力の日本テレビ・水卜麻美アナ(27才)だ。6月28日に放送された織田裕二(46才)主演のスペシャルドラマ『奇跡の教室』ではついに“女優”として出演、そして、この夏、同局の看板番組『24時間テレビ』の総合司会にも初挑戦する。
もはや女子アナの枠を超えた大活躍を見せる彼女だけに、わが世の春を謳歌していることだろうと思ったが、実際にはそうでもないようだ。それを物語る事件が6月17日に放送された『幸せ!ボンビーガール』で起こっていた。
この日の放送では、《ボンビー食材をミシュランシェフが大変身 シンデレラレシピ》という水トちゃんの新企画がスタート。この企画は、一般のスーパーで売っている格安食材を、水トちゃんがミシュランガイドで星を獲得するレストランに行き、そこで一流シェフからレシピを習い、実際にスタジオで調理して出演者に食べてもらうというもの。
記念すべき第1回目は、100g 67円の鶏むね肉で作るインパナータというイタリア料理。どこかぎこちない手つきながらも、見事に料理を完成させた水トちゃんに、司会のTOKIO・山口達也(42才)は「これむね肉? ホントにうまい」と絶賛、共演者の森泉(31才)や劇団ひとり(37才)からもお褒めの言葉が…。
すると水トちゃんの目には涙がキラリと光る。これには劇団ひとりから「えっ!? 泣くほどのこと?」とツッコミが入るが、彼女は「うまくできるか心配だった」と説明して、番組は終了した。この水トちゃんの涙について、番組ADがこう明かす。
「放送上は嬉しくて泣いたということになっていますが、実際には収録中に何度も大泣きしたそうです。オンエアで使えないほどの号泣で、番組スタッフは困っていましたよ(苦笑)」
収録中は決して本音を明かさなかった水トちゃんだが、収録後、スタッフに涙の理由を聞かれると、再び大号泣しながら、苦しい胸の内を語ったという。
「実はレストランで料理を教わる収録のときに、初対面にもかかわらず、シェフから“ぽっちゃりしてるね?”“すごいムッチリだね?”とか“腕が太いから料理できないんじゃないの?”とイジられたことを引きずっていて、それを思い出して泣いてしまったみたいなんです」(前出・番組AD)
一度、決壊した涙腺は、なかなか止まることがなく、水トちゃんは、現在の仕事への不安まで吐露し始めた。
「水トちゃんは“そもそも女優なんて、私には無理なんです。朝から収録が何本も立て続いていて、それで女優の仕事まで…。プレッシャーがあまりに大きすぎるんです…”なんて漏らしていたそうです。普段は、絶対にへこたれたりしない彼女が、そこまで言うのですから、かなり精神的に追い込まれていたんでしょうね」(前出・番組AD)
※女性セブン2014年7月24日号