TBSの田中みな実アナ(27)が先日フリー宣言をしたが、はたして田中アナは成功するのだろうか。フリーはCM出演料や情報番組のMCなど大きな仕事をゲットすれば一攫千金も可能だ。そんな「勝ち組」の代表が、元日本テレビアナウンサーの夏目三久アナ(29)だろう。
平日の帯番組である『あさチャン!』に加え、『バンキシャ!』『マツコ&有吉の怒り新党』など硬軟とりまぜた複数のレギュラー番組、CM出演などテレビ界全体を見てもトップクラスの売れっ子。「年収3億円はくだらない」(広告代理店関係者)といわれている。
「“CMキャラクターとして利用価値があるか”が、フリー女子アナの『勝ち組』『負け組』を分ける分岐点になる。
たとえば元フジテレビの高島彩アナ(35)はCM1本で4000万~5000万円を稼ぎ出すといわれている。これは一流女優と同レベルのギャラ。スポンサー受けがよく、大手クライアントから引く手あまたです。
一方、バラエティのひな壇に芸人と混ざって何度も出演しても、大したギャラにはならない。下手をすると、収入が局アナ時代を下回ることになりかねない」(前出・広告代理店関係者)
これまで、TBSからフリーに転じて夏目、高島クラスの成功を収めた女子アナは少ない。
かつてのエース・小林麻耶アナ(34)は、『バイキング』(フジテレビ系)での「KYキャラ」が顰蹙まじりの話題になる程度。「仲の良い妹・麻央(31)に会うため市川海老蔵宅に入り浸っている」(芸能プロ関係者)という情報もあるから、かなり暇なのかもしれない。
田中アナと「姉妹のような関係」とまでいわれた先輩・青木裕子アナ(31)は、退社後すぐにナインティナイン・矢部浩之と結婚し、出産。その後は育児に専念しており、フリーとしての実績はゼロに近い。
そうした先輩の例を見てか、田中アナは転身後の対策に万全を期しているようだ。
「プロダクションをミヤネ屋さん(宮根誠司)が所属するテイクオフに決めたのは、金銭面・待遇面どちらも手厚かったからだと聞いています。
同事務所の所属タレントで『サンデー・ジャポン』で共演するタレントの立花胡桃からの熱心なスカウトが決め手になったらしい。まだ若いしTBS時代の5倍の収入は確実でしょう。
彼女が“結婚は100%ない!”と宣言しているのは“仕事をいくらでも受けます”といってるのと同じことだと思いますね」(TBS社員)
※週刊ポスト2014年7月18日号