みそ煮込みうどん、きしめん、ひつまぶし、喫茶店のボリュームたっぷりモーニングなどなど…名古屋には食の名物が盛りだくさん‼ 15才までを同地で過ごした戸田恵子(56才)が、選りすぐりの“なごやめし”を紹介するのがエッセイ&ガイド『戸田恵子の非公式なごやめし入門 おいし なつかし なごやのおはなし』(ぴあ)。
その中から、彼女が厳選する「名古屋旅行ならココに寄るべし!!」というグルメスポットを紹介しよう。
■地下街は名古屋めしの宝庫
「名古屋駅の新幹線口に直結している地下街『エスカ』。東京や大阪に出かけた時などにちょっと寄り道すれば、本書に登場する味噌煮込うどんの『山本屋本店』や、みそかつの『矢場とん』などに行ける。ほかにもきしめんやひつまぶしなど名古屋めしがズラリ。私は新幹線に乗るまで30分余裕があったら“ちょっと食べていこうか!”とエスカに突進します」
■熱田神宮そばの限定酒
ひつまぶし発祥の店『あつた蓬莱軒 神宮店』は熱田神宮のすぐそば。彼女が子供のころ、家族でよく食べに行ったお店とか。
「熱田神宮は三種の神器のひとつ"草薙神剣"を祀る由緒正しい神社。神宮店には、ここでしか味わえないお酒“草薙”が。肝焼きやうまきをつまみに、神聖なお酒を味わうのもオツでしょ」
■10日煮込み、味が染みわたる大根
「『島正』は味噌おでんとどて焼きが絶品。取材した時に知ったんですけど、味噌おでんの大根は下ごしらえをしてから、10日かけて味を染みこませるなど、ものすごく手間をかけているお店です。また、狭いカウンターに知らない人と肩を触れ合いながら飲むスタイルもいい!」
※女性セブン2014年7月24日号