ドラマや映画で演出家・監督と同様に重要なのが、脚本家。脚本とは、台詞とト書き(いつ、どこで、誰が何をしているかを書いた部分)で構成された、ドラマや映画の設計図。それを作成するのが“脚本家”という職業だ。
「現在3000人以上はいるでしょう。でも脚本家として活躍できるのはごく一部の人だけです」と、日本シナリオ作家協会の理事・事務局長の金寿美さんは話す。
「30分のテレビドラマの最低料金は19万円前後です。もちろん、実力が認められればもっと高い金額になっていきます」(金さん)
では、どうすれば脚本家になれるのか?
「養成講座でプロに学び、コンクールに入選してデビューする…これが近道のひとつです。創造力と想像力があれば、誰でも脚本を書くことにチャレンジできますよ」(金さん)
※女性セブン2014年7月24日号