視聴率も25%を越え、人気も加速しているNHKの朝ドラ『花子とアン』だが、出演者たちは超多忙スケジュールに追われている。
もちろんヒロインの吉高由里子(25才)がいちばんの過密スケジュールになるのだが、もうひとりのヒロイン・蓮子を演じる仲間由紀恵(34才)も出演シーンが多く非常にハードとなっている。
「それだけじゃないんです。仲間さんは蓮子らしさを表現するために衣装やヘアメイクにこだわっているんです。着物はアンティークで、帯や髪留めなどひとつひとつ丁寧に選んで着替えています。また他の出演者はかつらなんですが仲間さんだけは地毛で束髪を結っているんです。しかも家柄が違うということが一目でわかるようにと、大きく結い上げている。ですからどうしても他の出演者より準備や撮影終了後の着替えに時間がかかってしまうんです」(番組関係者)
そんな仲間について、ある芸能関係者がこう話す。
「朝ドラ関係の仕事がない週末でも、仲間さんは雑誌やCMの仕事が入ることが多いので、ほとんどお休みできてない状況なんだそうです。でも1か月ほど前“日帰りで宮古島に行ってきました”って言っていたんです」
東京・羽田空港から宮古島は飛行機で約2時間40分。韓国へ行くよりも遠く、往復で約4000kmの旅路となる。
「宮古島は仲間さんのご両親の出身地。大好きなおじいさんに会いに行かれたそうですよ」(前出・芸能関係者)
おじいさんは、仲間にとって特別な存在だ。
「仲間さんは5人きょうだいの末っ子ということもあって、おじいさんにとってはかわいくてしかたない自慢の孫娘でした。そのおじいさんはもう80才を超え、足腰も弱くなってきて数年前に地元の老人ホームに入ることになったんです。体調は良い時も悪い時もあるそうなんですが、“由紀恵に会いたい”って言うことが多いようで…。
仲間さんはそれを家族から聞くといてもたってもいられなくなるようで、時間が空いたら宮古島に行くようにしているんだそうです。『花子とアン』がクランクインしてから8か月になりますが、その間も何度かおじいさんに会いに行ったそうですよ」(前出・芸能関係者)
地元では仲間のこんな姿も話に上がっていた。
「由紀恵ちゃんは介護の勉強をしたのかもしれないね。おじいさんに対する時の声のトーンとか、接し方とか、ものすごく愛情に溢れているって評判なんです。介護の現場では意思疎通がうまくいかないことも多くて、ちょっとしたことで、イライラしてしまったりしますからね」(地元住民)
※女性セブン2014年7月31日・8月7日号