昨年の年の瀬に世の中を騒がせたペ・ヨンジュン(41才)と、LGグループ財閥令嬢のク・ソヒさん(27才)の交際発覚からすでに半年が経った。当時から結婚間近といわれ、「4月挙式説」が報じられたりもしたが、ジューンブライドを過ぎても、いまだ結婚に関する話はまったく聞こえてこない。ヨン様と近しい韓国の芸能関係者がこう語る。
「ふたりの結婚の鍵を握るのは、ソヒさんの姉の存在です。姉はこの1月に結婚したんですが、このことが今、ヨン様と彼女の結婚に立ちはだかる“壁”となっているんです」
フィアンセの姉の結婚が、なぜヨン様の結婚に影響を与えるのか。その理由をひもとくのが、韓国語で、“チャンユユソ”(長幼有序)と呼ばれる、儒教に基づく「年功序列」の精神である。
韓国では兄弟姉妹がいる場合、上の者が結婚するまで下の者は結婚してはいけないとされ、ソヒさんの立場を考えれば、姉が結婚するまで自分の結婚を控えるのがしきたりといえる。
その姉が結婚した今、ふたりの結婚に障害はないはずなのだが、この“チャンユユソ”は、結果的に、ふたりに別の“制約”を与えることになっていたのだ。
「古来より朝鮮半島では、“慶事は年に二度すべからず”という風潮があり、同じ年に慶事を複数回すると、福が半減すると言い伝えられています。韓国では今もその文化が残っていて“兄弟姉妹が同じ年に結婚するのは縁起が悪い”とされていて、避ける傾向があるんです。もし兄弟で結婚の年が重なりそうな場合、その年の結婚は兄に譲り、自分は翌年にする、というのが基本。つまり、フィアンセの姉が1月に結婚したことで、ヨン様の年内の結婚の可能性はほとんどないと見ていいと思います」(韓国在住ジャーナリスト)
※女性セブン2014年7月31日・8月7日号