昨年の年の瀬に世の中を騒がせたペ・ヨンジュン(41才)と、LGグループ財閥令嬢のク・ソヒさん(27才)の交際発覚から半年が経った。その交際・結婚の障害となっているのが、財閥令嬢と芸能人という“格差”だという。
韓国では、芸能人の社会的地位は日本より低い。韓国の全国紙記者は二人に立ちはだかる結婚の壁をこう語る。
「特にソヒさんの一族に代表されるような、歴史ある有名財閥の人間の中には、いまだに芸能人を下に見ている人は多いんです。しかも、ソヒさんは米国の大学卒業後に韓国有数の名門である高麗大学の大学院を卒業した才媛で、自身でも100億ウォン(10億円)相当のLGグループ企業の株を所有するといわれるセレブですからね…。
親族の中には、“なぜ芸能人なんかと…”と反対する人や、この結婚をヨン様の“逆玉”と見ている人もいます。そんな環境ですから、ヨン様も、結婚についてはソヒさんの家族側の都合に従わざるを得ない、という側面もあるのです」
ソウルの一般家庭に生まれ、芸能人という仕事を選んだヨン様自身が、この“格差問題”と闘い続けてきた。
彼は2010年夏、ソウルの中心地・明洞(ミョンドン)から北に4km、大統領官邸の北側にあり、風水上もソウルの一等地として知られる城北洞に、推定4億円という大豪邸を建てている。韓国の芸能関係者はそんなヨン様の行動をこう分析する。
「ここは、政府高官や財閥一族が軒並み居を構える由緒ある街で、芸能人を歓迎するような土地柄ではありません。ヨン様は、あえてそういう場所に住むことで、彼女との格差を少しでも埋めたいと考えたんじゃないでしょうか」
※女性セブン2014年7月31日・8月7日号