芸能

オードリー春日、肉体勝負の歴史 「普通の人」と呼ばれ奮起

7月21日、お笑いコンビ・オードリーの春日俊彰が、都内でDVD『オードリー春日“ボディビルダーへの道”』発売記念イベントとなるボディタッチ会を開催。500人ものファンが集まり、大盛況となった。

このDVDは、今年5月に行われた『第22回 東京オープンボディビル選手権』に出場するまでの春日の1年間のトレーニングに密着した映像作品。大会では予選敗退となってしまったが、今後もトレーニングは続けるという。

ちなみに、イベントでは「写真OK」「タッチする場所NGなし」の超神対応だったとのこと。ツイッターでは、参加者たちが、

「おどおどしてるファンにはニヤニヤしながら触りなさいっていってくれる優しい春日さん。平和だなぁ…」
「ふくらはぎから太腿までしっかり触らせていただきましたが、カッチカチ」
「あまりの感触に触った瞬間うひゃひゃひゃひゃひゃと気持ち悪い笑い方をしてしまったのにも関わらず、『うん、そうだな!!笑っちゃうよな!!』って至近距離で笑って下さった…神だ…神がいる…」

などとレポート。最高のサービスでファンたちを大満足させた春日だった。

お笑いそのものとは関係ないボディビルに情熱を燃やす春日だが、実はブレイク前にも、肉体を使ってメディア露出を図ったことがあった。

無名時代の2006年に『クイズプレゼンバラエティーQさま!!』(テレビ朝日系)の「芸能界潜水選手権」に出演しているほか、2007年にはK-1 JAPAN戦士育成プロジェクトに応募し、実際にK-1のリングに立っている。お笑いに詳しい芸能関係者は話す。

「『Qさま!!』の潜水選手権は、ロバート秋山や安田大サーカスの安田団長といった、当時すでに売れていた芸人たちのなかで、なぜだか無名の春日が登場し、好記録を出していました。ただ、まったく面白いことを言わなかったので、ここから仕事が増えるということはありませんでした。そして、翌年K-1に挑戦しますが、こちらも同様、ブレイクのきっかけにはなりませんでした」

しかし、2008年末のM-1グランプリで敗者復活戦から決勝に進出、準優勝したことで大ブレイクした。

「もともと、コアなお笑いファンや芸人たちの間ではオードリーの評価は高く、特にネタの全てを作っている若林は“天才”と呼ばれていました。一方、春日は“普通の人”という印象で、“春日が足を引っ張っている”なんてことをいう芸人もいましたね。なので、春日としてもどうにかして売れるきっかけをつかもうと、得意分野である肉体を使った仕事にチャレンジしていたんだと思います。当時のチャレンジはまったく結果につながりませんでしたが、いまになって春日がひとりで体を使って仕事をしているのを見ると、無駄ではなかったといえるでしょうね」(前出・芸能関係者)

イベントが大盛況だったことからも分かるとおり、今回のボディビルはお笑いのほうにもフィードバックできそうな春日。もう“若林の足をひっぱっている”なんて言わせない!

関連記事

トピックス

10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン