「グンちゃんのために韓国語を勉強し、今は読み・書き・会話が問題なくできるようになりました」と話すのは、韓流スターのチャン・グンソク(26才)の追っかけ歴4年の三上広子さん(38才・仮名)だ。
「彼は日本が大好き。実はお忍びも含めて月1回は来日している。そのたびに私は有給休暇を取って、追っかけに専念しています」(三上さん)
必須アイテムは双眼鏡。安いものから3万5000円もする高性能のものまで数種類を使い分けている。
「追っかけるときは3人グループでホテルや飲食店で張り込みます。車の運転、撮影、ツイッターで行動場所を検索、というように役割分担制です。グンちゃんの行動パターンはだいたい把握していますが、目撃情報などがないかツイッター検索を駆使します。韓流スターは家族を連れて来日することが多いので、追っかけのなかには家族にプレゼントを渡して予定を漏らしてもらう人もいるみたいですよ。
韓国にも3回行きました。日本人専門の旅行会社があって、1日1万8000円でドラマ撮影のスケジュールを教えてくれるのでロケを見学することができます」(三上さん)
そんな三上さんは、追っかけすぎるあまり本人から“お叱り”を受けた武勇伝も。
「去年の冬、都内のワインバーにいるグンちゃんを張り込んでいたら、本人に見つかってしまい『帰れ!』と怒鳴られちゃいました。でもそれも嬉しかった! ファンを始めた最初の頃も出待ちしていたら声をかけられたことがあるんです。
そういうことがあるから張り込みはやめられないし、韓国語もメキメキ上達していきました」(三上さん)
世間のグンちゃんブームは一息ついたというが、三上さんの熱はまだまだ冷めることはないようだ。
※女性セブン2014年8月14日号