SMAP追っかけ歴6年の柳井沙織さん(36才・仮名)は、「今年の夏は大忙し」だとか。というのも、SMAPが26~27日に放送された『27時間テレビ』(フジテレビ系)の司会に抜擢され特別ドラマにも出演したから。取材した日も、早朝からロケ現場で出待ちしてきたという。
「この夏はフジテレビへの出演が多いので、職場からお台場までの定期券を買いました。毎日通ってると交通費が本当にバカにならないので。少しでも節約です。追っかけのために、ツイッターの目撃情報は常にチェック。それからメンバーが出るドラマのエキストラ募集などを見て撮影スケジュールを押さえます」(柳井さん)
そんな出待ち現場では追っかけ歴が長い“先輩”たちとのつきあい方も重要だ。
「出待ちのときには手紙を渡そうと準備しているので、場所取りはみんな真剣。少しでもいいスポットを狙います。ただし、並ぶときは“先輩から順番に”というのがルールです。必ずしも受け取ってくれるわけではないので、渡せると『また頑張ろう!』というモチベーションになる」(柳井さん)
嵐ファンの沢井留美さん(50才・仮名)は、「松潤に『きみペ落ち』したんです」と興奮気味に話す。「きみペ落ち」とは、2003年に嵐の松本潤(30才)と小雪(37才)が主演したドラマ『きみはペット』(TBS.系)を見て松潤ファンになったということらしい。
「以来、コンサートには欠かさず足を運びます。ファンクラブには何口も入っています。娘や友人の名義を借りているので、ご迷惑がかからないように登録するメールアドレスは全部自分で作って管理してます。これが結構大変なんですよ~」(沢井さん)
出演映画の舞台挨拶などはファンクラブ向けの先行販売などがないので、チケットを買うために1日に12時間電話をかけ続けたこともあったとか。また、嵐が出演するCMの商品は必ず購入するという。
「東京ディズニーシーでのプレミアムライブの抽選券がついたカレーは150個買いました。
でも当たらずオークションでゲット。当日の席は先着順だったので2晩徹夜して並びました。参加者2000人だけのプレミアムイベントの抽選券がついたC1000タケダの商品は42箱買って当てました。
参加人数が少ないのですっごく近くで見られて感激! こっちを見て手を振ってくれた。今思い出しても興奮します」(沢井さん)
そんな沢井さんの家族はご主人と20代の息子、高校生の娘の3人。大人買いしたカレーの食べすぎで一時期子供はカレー嫌いになったとか。
※女性セブン2014年8月14号