人気ブログ『みたいもん!』管理人で、内閣広報室IT広報アドバイザーのいしたにまさきさんが、ネット上でのホットな話題を紹介。今回は外国人に人気の日本の観光地に関する話題です。
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旅行のクチコミサイト「トリップアドバイザー」が2014年版の「外国人に人気の日本の観光スポットベスト30」を発表しています。日本に観光で訪れた外国人には、日本がこう見えている、外国人から見たクールジャパンの実体を知るという意味でも、実に興味深いランキングとなっています。
ベスト10ぐらいまでは、日本人にとっても、おなじみの観光地が並びます。とはいえ、京都・伏見稲荷大社が1位というのは、日本人にとっては少し意外な感じがあります。これはおそらく伏見稲荷大社の見どころである、連綿と続く赤鳥居を見てみたい、写真を撮りたいという気持ちが強く働いているからでしょう。
ベスト20までとなると、さらに意外な場所がランクインしています。京都にある嵐山モンキーパークいわたやまや、東京・新宿歌舞伎町にあるロボットレストランといった、日本人でもみんなが行くとはいいがたい場所がどんどんランクインしてきます。
そしてベスト30までいくと、大阪にあるビデオゲーム バー スペースステーションや、名古屋のトヨタテクノミュージアム産業技術記念館という、明らかに訪問者を選ぶマニアックな施設まで入ります。外国人には、日本がテクノロジーの国だと見えていることを示唆しているといえるでしょう。
それと、20位以内に広島平和記念資料館と長崎原爆資料館がともにランクインしているのも、日本人としては納得できるところですね。
※女性セブン2014年8月21・28日号