正統派からゆるキャラまで、空前のキャラクターブームが続く日本。その人気をけん引してきた『サンリオ』で毎年行われているキャラクター総選挙がネットなどで話題を呼んでいる。
「キャラクター大賞は1986年にサンリオの機関誌『いちご新聞』の企画としてスタート。今年は450種類のうち100キャラクターのノミネートですが、第1回は44キャラクターでした。WEBやサンリオのテーマパーク、ショップをはじめ投票の機会も増え、好きなキャラクターを応援するイベントとして楽しんでいただいてます」(『サンリオ』広報・小畑恭子さん、以下同)
今年はサッカーのW杯イヤーにちなみ、5グループに分かれて競う新システムを導入。第一ステージでは255万5452票が集まった。これは、AKB48総選挙の総得票数の268万9427票に迫る勢いだ。
「ファイナルステージの総得票数、61万9786票。2連覇のハローキティを破り、今年はマイメロディが1位になりました」
そんななか、新興勢力の活躍も目を引いた。
「食べキャラ総選挙からデビューした、ぐでたまとKIRIMIちゃん.は、初参加ながら7位、8位と大健闘。ぐでたまのファングッズ発売やKIRIMIちゃん.のCD発売も決まり、サンリオキャラの新しい潮流といえそうです」
※女性セブン2014年8月21・28日号