猛暑のなか、高齢者が体調を崩さないか心配される。が、「暴走老人」のパワーは暑さの中も健在だ。「年寄り」の印籠をかざして、「何でもあり」の振る舞いが多く目撃された。
まずはスーパーで目撃の「暴走老人」行為。年をとればとるほどマイペースになっていくのはいいけれど、常識が通じなくなるのは困りもの。
「この間、夕食の買い物に行ったスーパーですごいおばあちゃんを見たんです」とこぼすのは、埼玉県在住のA美さん(47才・主婦)。
「果物コーナーで、売り物のイチゴをパックから出して食べてるんです! いくつか種類があるので丁寧にひとつずつ。店員さんが慌てて『売り物です!』と駆け込んできましたが、そこでおばあちゃんが放ったのは、『味見をしなきゃ味がわからなくて買えない』ですって!
店員さんも開いた口がふさがらないというか、呆然としちゃっててかわいそうでしたね。結局、『どれも甘くない』と捨て台詞を残して買わなかったんですよ。一粒ずつ抜けたイチゴのパック、どうなったんだろう」(A美さん)
※女性セブン2014年8月21・28日号