石原慎太郎氏が自らを「暴走老人」と呼ぶなど、時々耳にするこの言葉。だが、私たちの周りにもちらほらと…。
東京都在住のA子さん(53才・主婦)の80才の父親は、宅配業者が指定の時間に1分でも遅れると、「困るじゃないか」「指定してる意味がない」と玄関先で文句をタラタラ、時には大きな声で怒鳴ることもあるという。
「多少遅れるのはしょうがないでしょ。だいたいお父さん、ずーっと家にいるんだからいつだって困らないじゃない」とA子さんがフォローしても聞く耳持たずで、会社にクレームの電話を入れることもあるとか。
「そんなある時、うちに届く荷物に金色のシールが貼られていることに気づいたんです。配達関係の仕事をしている友人にそのことを言うと、『すごいじゃん。それはVIPシールといって、大口の業者とか大事な大事な品物とか、あとは…注意しなきゃいけない人にしか貼らないんだよ』と驚いていました。
ウチの父は“危険人物”扱いされてるんですね」(A子さん)
※女性セブン2014年8月21・28日号