【書籍紹介】『あの頃、忌野清志郎と』片岡たまき/宝島社/1400円+税
10代で忌野清志郎に魅了され、ついにはマネージャーになった著者。生の清志郎は過激で派手なステージ上とは正反対の、寡黙で気配りを欠かさない人物だった。
〈外出先から家に帰ると、深紅のバラの花束が届いていた。なんと、差出人は、「忌野清志郎」〉と、25歳の誕生日にはプレゼントも贈られた。テレビでゲリラ的に放送禁止歌を歌った事件や、RCサクセションの解散についても、身近に接した著者ならではの視点で綴られている。
※週刊ポスト2014年8月15・22日号