ダイエットの敵などと、女子たちに敬遠されがちだった牛肉。ところが最近では、ヘルシーで旨みが凝縮された赤身の人気や、熟成技術の向上、さらには女子会の増加で、空前の牛肉ブームだという。この猛暑を乗り切るために、おいしくてボリューム満点の“極上のステーキ”を召し上がれ。ここでは東京・銀座の「加藤牛肉店」を紹介しよう。
同店は、横浜で80年以上の歴史を持つ、老舗精肉店の直営店。全国の牛を知るこの道40年のオーナー・加藤敦さんがこだわり抜いた末に出合ったのが、山形牛のメス牛。きめ細かな肉質で香りがよく、さっぱりとした後味が特徴だ。
ステーキは、濃い肉の旨みが楽しめるサーロインと、ヒレの中でも最も柔らかいシャトーブリアン。たっぷりと溶かしたダボ脂(乳房の脂)に肉を入れ、揚げるように焼く。一口食べれば、思わず笑みがこぼれるおいしさ。
芸能界一のグルメとしても知られる寺門ジモンはこう語る。
「外はカリッと香ばしく、噛めば肉汁がジュワーっとあふれる肉汁爆弾! 加藤牛肉店は生産者にもこだわる店。食べれば手塩にかけて育てられた牛だっていうのがわかるよ」
【加藤牛肉店】
住所:東京都中央区銀座6-4-15 トニービル1F
営業時間:18~24時
定休日:日曜
※要予約
※女性セブン2014年8月21日・28日号