必要な食材だけを底値買いし、さっそうとスーパーをあとにするのが買い物の達人として今話題の「チェリーピッカー」。では、いったい普通の主婦の買い物とどこが違うのか?
東京都在住。夫56才、長女15才、長男12才。月10万円の学費を払いながら貯蓄6万円以上。スーパーへ行っても、ほしい商品がなければカゴを置いて帰るというのは、午後8時半の“半額ハンター”、主婦の松田さん(53才)に聞く。
●店員に声をかけてほしい半額品をゲット
「多くの生鮮品は、1割引→2割引→3割引→半額と割引されて、それでも売れないと廃棄品に。店員さんが値引きシールを貼りだしたらぴったりマーク。売れ残りの激安品を引き上げようとしていたらすかさず、『それ、ほしいんですけど』と声をかけます。この一言を恥ずかしがると、節約は極められません!」(松田さん、以下同)
●値引きシールが貼られる食材・時間を熟知
「値引きされる食材は決まっていて、パンや肉、魚、練り物、麺類、野菜など。値引き率が高くなった“重ね貼り”商品から探します。シールを貼る時間帯は店ごとに決まっているので、行きつけの店をよく観察しています。多くは閉店30分前で、私の近所では20時30分、22時30分がゴールデンタイム」
●増税後こそ注目の青果店や精肉店
「スーパーでよい見切り品が見つからないとき、青果店や精肉店もチェック。ねぎが1本30円など、半額以下のこともあります。また、個人経営の青果店や精肉店は、価格が消費税込みばかり。増税後も値段が変わっていないので、実質値下げなんです」
※女性セブン2014年8月21日・28日号