大阪・堺市で開催された『平成26年高齢者いい歯自慢コンテスト』で、美原区の最優秀賞に選ばれた綱分萩代(つなわきはぎよ)さん(80才)は、週に3~4日は畑仕事をし、毎朝ラジオ体操に出かけるほど元気。
「今でも自分の歯が31本残っています。硬いものが好きで、硬いおせんべいやお肉をよく食べているんですよ」
とハリのある声で話す綱分さん。歯が丈夫な理由は食べ物にあるようだ。
「私の子供の頃は食糧難の時代。甘いものなんかなかなか食べられない。そのかわり、イワシを頭から丸ごと食べたりして、カルシウムが摂れていたのがよかったようです。病院で骨密度を測ったら、80才の平均を上回っていて、カルシウムがたっぷりあると先生からお墨付きをもらいました。私が元気なのは、歯が丈夫なおかげ。しっかり食べられるので、内臓などの病気もまったくないですよ」(網分さん、以下同)
そんな綱分さんも最近、歯のケアに注意している。
「歯磨きをしていたときに歯肉から出血したので、歯科に行ったら、歯周病になりかけだとわかりました。それからは、きちんと歯磨きをすることはもちろん、2か月に1回は歯科で歯石をとってもらっています」
※女性セブン2014年8月21日・28日号