江角マキコ(47才)がブログでママ友にいじめられた体験を告白したことに対し、ママ友有志が2053文字の抗議文を女性セブン(8月21・28日号)に掲載したことで、騒動はどんどん広がっているという。
ママ友は江角派と反・江角派に分かれてしまい、江角派からは反・江角派のボスを「あの女なんです!」と名指しする声が多数上がってきた。しかも彼女もまた有名人だという。
今回江角のママ友いじめの舞台になったのは、幼稚園から大学までの一貫校で、お受験の倍率は高いときで10倍超。政治家や俳優、歌舞伎役者、スポーツ選手、ミュージシャン、アナウンサーなど多くの著名人を輩出し、彼らの子供たちも多く通う名門私立だ。
「バザーや運動会などの学校行事では、子供の学年が違っても芸能人の保護者同士で固まることが多いんですよ。やっぱり同じ業界にいながらの子育てですから話も合いますからね。江角さんと彼女も、当初は仲よしだったはずです」(学校関係者)
しかし次第に、江角は煙たがられる存在になっていったという。
「小学校はどんな有名人の子供でも特別扱いしないという校風で、そのあたりは親のほうが心得ていて、学校行事などでは地味な服装で来て、PTAの集まりでもじっと話を聞いている人が多いんです。でも江角さんは違いました。『ショムニ』やテレビで見るままの、言いたいことをずばっと言う強気な感じなんです。先生たちでさえ何も言えない剣幕の時がありました」(前出・学校関係者)
実際『週刊新潮』は、江角が「肩掛けカバンは発育に悪いから、ランドセルにすべき」と主張し運動を起こしたが、彼女の意見に賛同しない保護者グループがあり、結局実現しなかったことがあったと報じている。
また、ささいなことで、学校理事に手紙を書いていたとも伝えている。
「反・江角派のボスといわれている彼女は同じ有名人ママという立場にあったからこそ、江角さんの出すぎた言動に疑問を持ち始めたんでしょう。ランチ会で江角さんがしばしば話題にのぼるようになったことから、“反・江角”の狼煙(のろし)を上げたと聞きました。もっとも反・江角派のボスといわれるほどですから、彼女自身も他の保護者に対して相当の影響力を持つ存在。他の保護者はもちろんですが、同じ有名人ママという立場のとある女性は、“どうか火の粉が降りかかりませんように…”と祈るような思いで日々を過ごしていると言っていました」(別の学校関係者)
今では江角は運動会に来ても、校舎の2階の端の目立たない場所で静かに観戦しているというが、他の有名人ママにとっては「明日はわが身」の象徴となっているのかもしれない。
※女性セブン2014年9月4日号