「中山(秀征・47才)さん、あの…その節は大変失礼いたしました。今後ともよろしくお願いいたします」
8月3日放送の『シューイチ』(日本テレビ系)にゲスト出演した沢尻エリカ(28才)。かつての不遜な態度は影を潜め、とびきりの笑顔を見せながら中山に謝罪した。
沢尻が謝罪した一件とは、今から7年前のこと。日本中を震撼させた、あの「別に…」騒動の前日、当時、中山が司会を務めていた『ラジかるッ』(日本テレビ系)に生出演した沢尻。スタジオに登場するなり、不機嫌な表情を浮かべ、足を広げ、膝に肘を置いて宙を見つめている。
視聴者からの質問コーナーで、「沢尻会は本当にあるの?」と聞かれると、露骨に嫌な顔を見せ、耳の後ろをかきながら「ないですね…」。さらに「弱点はありますか?」という質問には「ないけど…あっても教えないです」と。
終始、不機嫌な態度を変えない沢尻に、大ベテランの中山ですら凍りつく一触即発の生放送となった。しかし、それから7年が経ち、冒頭のように、きちんと中山に謝罪した沢尻。当時160件の取材やテレビ出演で精神的に追い詰められていたことも明かした。
「もう本当に末期の状態で。人じゃなかった時代。数年後に(映像を)見返して、自分でも引いちゃって…。今は何とか自分を取り戻すことができました」
そんな沢尻の謝罪に対して、コメントを求められた中山は、
「別に…」
と当時の彼女の発言を引用して答えたが、すぐさま「ウソ、ウソ、ウソ!」と笑顔を見せて和解したのだった。
すっかり“イメチェン”した沢尻。女優としても8年ぶりに主演を務めた『ファースト・クラス』(フジテレビ系)は最終回で深夜の放送にもかかわらず、10.3%という高視聴率を記録。この10月からは続編が放送されることも決定するなど、すっかり“エリカ様”から人気女優へと復活を遂げた。
※女性セブン2014年9月4日号