数多くの昼ドラに出演し、切ない恋を演じることも多い岡田浩暉(48才)は、いち視聴者として見ていた『温泉へ行こう』の続編『温泉へGo!』(TBS系)に出演したことが、今でも印象的だったと語る。
「よく見ていたドラマの続編ですから、それは嬉しかったですね。最初にヒロインの加藤貴子さん(43才)を見た時は、“薫さんだ”と思いましたから(笑い)。何年もの昼ドラの歴史があって、彼女がいて、そのドラマを継いでいくという意味でも、このドラマに出ることは、緊張感があり、責任感もありました。当時は並行して舞台もやっていて、寝る間はほとんどありませんでしたが、茶道の次期家元役だったので、着物を着ると自然に役に入り込めました」(岡田・以下同)
死に別れたり、片思いだったり、切ない恋を演じることが多いからこそ、ドラマティックな演技を心がけている。
「“ちょっと不自然なんじゃないの”っていう感じは、演者としてあるんですけど、感情の起伏や恋愛関係も濃厚に出していくのが昼ドラの魅力。見てくださってる奥様がたが、疑似恋愛できるくらいの濃さを出したいと思っています。
他のドラマだとリアルに演じることが求められるのですが、昼ドラは、日常からちょっと離脱しているという感じが結構好きなんです。実生活では、照れもあるし、なかなか思うように愛情表現することはできませんが、情熱的に行きたいタイプではあるので、昼ドラでシミュレーションできて楽しいです。次に出るなら? 今度は大人の純愛ドラマをやってみたいですね」
※女性セブン2014年9月4日号