【書籍紹介】『銀翼のイカロス』池井戸潤/ダイヤモンド社/1500円+税
東京中央銀行・営業第二部次長の半沢直樹は、破綻寸前の帝国航空を任される。政府は再生タスクフォースを結成し、500億円の債権放棄を迫ってきた。国交大臣の白井を筆頭とする政界からの集中砲火の矢面に立つ半沢。
〈たとえ相手が政治家だろうと、関係ない。この際、きっちり片を付けてやる。――やられたら、倍返しだ〉。帝国航空を巡る過去のスキャンダルも明らかになる中、絶対不利に追い込まれた半沢は? シリーズ最新作。
※週刊ポスト2014年9月5日号