本誌は今回、広告代理店などで使用される女優たちのギャラリストを入手した。ランキングは、企業がCMキャラクターに起用する場合の年間契約料の目安を示すものだ。ランキング上位に共通するのは、女性から圧倒的な支持を受けていることだ。その象徴が安室奈美恵(36)だろう。
「彼女は、自身と同世代のカリスマで、10代女性にとっても憧れの存在です。最も消費が見込める層への訴求力がとにかく凄い。加えてバラエティやワイドショーに露出しないことが“安売り感”を感じさせずブランド価値を高めている」(広告代理店社員)
米倉涼子(39)、井川遥(38)も女性支持バツグン。
米倉は『ドクターX~外科医・大門未知子』(テレビ朝日)で演じた、男に媚びない役柄を地で行くタイプ。歯に衣着せぬ性格とマッチして、40代以上の女性から強い共感を得ている。
井川はサントリー『角ハイ』のCMでの白ブラウス姿のバーテン役から男性ファンが多いイメージを持たれがちだが、実は女性誌『VERY』で長年表紙モデルを務めてきた主婦層のカリスマでもある。
石原さとみ(27)も、男女ともに人気。井川と同じくお酒のCMが印象的だ。
「石原さんが“飲んでみ”“間接キッスしてみ”と話しかける『ふんわり鏡月』のCMは、売り上げ倍増に大きく貢献したと言われています。他の女性がやったらイラッとくるところですが、『小悪魔っぽくて可愛い』と女性からも評判が良いんです」(CMスタッフ)
※週刊ポスト2014年9月5日号