都心部にあるその大学病院を西島秀俊(43才)が訪れたのは8月中旬のある朝9時前のこと。中央病棟前で待っていた医師に連れられ、彼が向かったのは感染症診療室だった。いったい彼の体に何が起きているのか。
「西島さんはストイックなまでに体を鍛えて、健康にも気を遣ってますから、まさかの異変にかなりショックを受けたようです」(芸能関係者)
西島が体の異変を指摘されたのは今年の人間ドックでのことだったという。
「消化器系の臓器にポリープがあることがわかったんです。ただ内視鏡で細胞を取って診断することができない臓器のため、CTや超音波でポリープかがんなのかを判断することになった」(前出・芸能関係者)
判断基準は大きさやその形。10mm以下の場合は経過観察となるが、10mmを超えるもののうち25%はがんが認められるという。
つまり大きさや形だけでポリープかがんかどうかを判断することになるわけで、小さくてもがん細胞がある可能性も…。そんな西島の不安な気持ちに寄り添った人物がいた。西島も出演した映画・ドラマの『チーム・バチスタ』シリーズで医療監修をしているA氏だった。
「西島さんは、いつ、いかなるときも患者の命を最優先する救急救命医を演じましたが、Aさんの医療に対する考え方にはすごく感銘を受けていました。今回もすぐにAさんに相談して、最善の形で再検査ができるように頼んだそうです」(前出・芸能関係者)
そうしてA氏が紹介したのが冒頭の病院だったようだ。
「Aさんは西島さんに、彼のポリープができた臓器に関しては日本でトップクラスの医師を紹介したそうです。そして西島さんが診察のときに余計な気を使わなくていいようにと、あまり人目につかない感染症診療室での診察もお願いしてくれたそうですよ」(前出・芸能関係者)
A氏が西島のために万全を期した診察は午後1時までの約240分にも及んだ。気になる診断結果は?
「良性のものだったそうです。もちろん今後、数か月に1回の経過観察は必要らしいですが、成人男性の約10人に1人は持っているといわれていますから、特に過剰な心配をする必要はないようです」(前出・芸能関係者)
※女性セブン2014年9月11日号