猛暑が続くとはいいながらも、エアコンの設定温度は28℃がベストなんていわれる昨今。しかし、そんな設定温度では到底耐えられないという人もいるという。千葉県に住む女性Nさん(50才)の夫(47才)は、まさかの設定温度でエアコンを稼働させているという。
* * *
暑がりの夫は、寝るときは冷房を20℃に設定しないと眠れないって言うの。冷え症の私とは体質が違いすぎるから、夏の間は別々の部屋で寝ているの。
今年も“家庭内別居”のシーズンが始まり、その第一日目の朝。夫がなかなか起きてこないんだわ。どうしたのかと思って夫の部屋のドアを開けたとたん、身震いしたわよ。
まるで真冬の寒さじゃない。冷房のリモコンを見てみたら、な、なんと設定温度15℃! さらに、びっくりしたのは、ここまで冷房を効かせといて、羽毛ぶとんをすっぽり、頭までかぶっていること。
叩き起こしてワケを聞いたわよ。「いつから20℃から5℃も下げたの?」って。そしたら「さあ。前からだよ。寒くして、布団の中だけ温めて寝ると気持ちいいぞぅ。お前もやってみるか」って。うちの夫って、エコ精神のかけらもない人だったのね。
その日を境に、夜中、こっそり夫の部屋に忍び込んでは、15℃を25℃にしてやってる。ときどき、暑くてうなされてるみたいだけど、知りませ~ん。
※女性セブン2014年9月11日号