江角マキコ(47才)がブログで、《いろいろな噂話を流された》《露骨に無視をされた》と、長女(9才)が通う名門私立小学校におけるママ友いじめを告白してから、1か月が経った。
この間、女性セブン(8月21・28日号)では、「それは嘘だ」というママ友有志による抗議声明文を掲載。その後も保護者の間で、抗議文に溜飲を下げた人や、「次に会った時にどんな顔をすればよいか…」と、戸惑いを隠せない人など、議論百出の事態となっていることをお伝えしてきた。
そんななか、女性セブンはさらに、学校内で江角が置かれていた状況について、ある証言を得た。保護者の1人がこう語る。
「江角さんが全部を仕切りたがって、自分がいちばん上に立たないと気が済まない人だったのは確かなんですが、それで周囲の人が離れていった結果、彼女の孤立ぶりはちょっと気の毒になるほどでした。
例えば、保護者会で江角さんが教室の席に着くと、その左右3席だけが必ず空くんです。すれ違っても誰も挨拶はしないし、彼女のレギュラー番組について、“あれ、超つまんないよね~”なんて、わざと聞こえるように言ったり…。“テレビに彼女が映ったら、すぐに消す”なんて、陰口を言い合う保護者もいました」
江角の言動が反感を買っていたとはいえ、こんな状況に疑問を持ち、彼女に同情する人間もいるというのだ。
また、江角の孤立を招いた原因は、彼女の性格以上に、この学校自体の“特殊性”にあるという声も聞こえてきた。別の保護者が語る。
「うちの学校は、幼稚園から年功序列ぶりが徹底されていて、年少クラスのママは、年長クラスのママに絶対服従なんです。学園内で使う雑巾を縫うのは下の学年のママ、会合時のレストランの予約をするのも下の学年ママ、といった具合です。でも、江角さんはこういう“ママ友の掟”に対しても、“なんで私がそんなことしなきゃいけないの”っていう人でしたから…。うちではこのタイプが、保護者の輪からいちばん弾かれやすいんです」
彼女の孤立は、掟破りの罰だった部分もあるというのだ。加えて、この学校は、他校に比べてボランティア活動など保護者同士の会合が多く、密なつきあいを強いられることも、軋轢を生む土壌になっていたのだという。
※女性セブン2014年9月11日号