200店を超すホストクラブ激戦区である新宿・歌舞伎町で年収3000万円を超える年もあるのが、人気店『ロマンス』の代表を務める信長さん(35才)だ。そんな信長さんはこの度『歌舞伎町トップホストが教えるシャンパンタワー交渉術』(講談社・1404円)を上梓した。
1000冊以上のビジネス書を読破し、学んだテクニックを実践で磨き続けた彼が、歌舞伎町のホストクラブ『ロマンス』でトップに君臨するまでのノウハウを赤裸々に綴っている。本の目玉ともなる「相手を気持ちよくさせるコミュニケーション」の鉄則5を聞いた。
1.会話のネタを仕込む
会話が弾まない原因は準備不足の場合が多い。幅広い話題に対応できるよう、テレビや雑誌、ネットなどで情報収集を。知り合って間もない場合、相手の意見を否定するのはNG。
2.発言はポジティブに
ネガティブな表現や人の悪口は、自分自身の評価を下げるきっかけに。また、意識して相手に興味を持つこと。こちらが興味を示せば、自然と相手も自分に関心を向けてくれる。
3.会話にオチをつける
「今日は何をして、あれを食べて、誰と会って…」などと事実を羅列するだけの話はとても退屈。必ずしも笑わせる必要はないが、日常会話で感じたことをオチにする訓練を。
4.会話に質問を挟む
話の途中、気になった点を聞くと、相手は「この人、私に興味がある」と思うもの。会話に質問を挟み、“自分は必要とされている”という人の根源的な欲求を満たしてあげよう。
5.感情を込める
話をするなら思いきり感情を込め、聞く時は「へぇ~」「なるほど!」と大きめのリアクションを。「そう」「ふーん」では盛り上がらない。相手の言葉をオウム返しするのも◎。
※女性セブン2014年9月11日号