最近、野外フェスでオシャレな長靴を履いている女子が急増中。実はコレ、日本野鳥の会が10年前から販売している長靴なのだ。いったいなぜ日本野鳥の会が!? 早速、日本野鳥の会 普及室 販売出版グループの生田南美子さんに直撃した。
「バードウォッチャーは図鑑や双眼鏡など荷物が多いため、“足元のぬかるんだ所に行くときにコンパクトになる長靴が欲しい!”という要望が多くありました。10年前に会員のかたから“田植え用の長靴がたためて持ち運びに便利”という1通のメールをもらい、それをヒントに開発がスタート。持ち運びしやすいようゴムを薄くしてコンパクトにたためる長靴を作りました」(生田さん)。
発売から約2年、直営ショップに来る若い女性がじわじわ増え始めたという。
「お客さんに聞いてみたら、野外フェスの雨対策に持って行くのに便利とのこと。口コミで広がって、昨年は売り上げが20%増え、今年の夏は品薄状態です」(生田さん)
実際に履いてみると、脚にフィットして軽くて動きやすく、ツートンカラーでかわいい。フェスに行かない人も、オシャレ長靴としてぜひ!
※女性セブン2014年9月18日号