2年前、江角が元マネージャーに命じて長嶋一茂宅の壁やガレージに「アホ」「バカ息子」などと落書きさせたという事件が「週刊文春」に報じられ、江角マキコが窮地に立たされている。タイミングも悪かった。江角は今年3月に長年専属契約を結んでいた大手芸能事務所を辞め、個人事務所に移籍したばかり。
「唐沢寿明、竹野内豊、天海祐希、菅野美穂ら大物が所属する前事務所にいれば落書き事件も穏便に片付いたかもしれないが、江角は後足で砂をかけるように独立してしまった。何の後ろ盾もない小さな個人事務所ではこの件はどうにもならない。このままでは芸能界引退の危機にもなりかねない」(フジテレビ関係者)
そもそも江角が所属事務所を移籍した経緯にも江角の子育て問題が絡んでいたと、元所属事務所関係者はいう。
「数年前に天海祐希が移籍してきたのがきっかけです。当初から江角は自分と天海はキャラがかぶると不満をもっていた。それでも江角が子育てで活動をセーブしていた時期はよかったが、昨年、2人目の子供のお受験が終わってからは事情が変わった。
なぜ天海ばかりドラマの主役級なのかと事務所とぶつかることが増え、それが移籍の引き金となった。今回落書きを告白した元マネージャーが、現在も江角の旧事務所に勤めているのも気になります」
追い込まれた江角にとって、頼みの綱が夫のA氏だ。
「A氏はフジテレビで多くの人気作品を手がけたドラマディレクター。フジ側も江角に気を遣わざるを得ない」(テレビ局関係者)
※週刊ポスト2014年9月19・26日号