テニス全米オープン準優勝という快挙を成し遂げた錦織圭(24才)をサポートしているのが、“婚約者”である北京五輪の新体操日本代表で“フェアリージャパン”の一員として活躍した坪井保菜美さん(25才)だ。
早稲田大学でスポーツ科学を専攻していた坪井さんは、リハビリ方法について錦織にアドバイスをしたり、栄養学を学んで健康管理をサポートしたという。
2013年に入ると、錦織の日本国内のツアーには必ず坪井さんが同行し、試合会場には坪井さんの両親も観戦に訪れるようになった。
「最近では、試合後の滞在ホテルで、錦織選手と彼の両親、坪井さんという4人で過ごすこともあって、松江の錦織の実家に彼と一緒に帰ることもあるそうです。すでに両家公認の仲であることは間違いなく、結婚も近いとみられています」(スポーツ紙記者)
プロテニス選手の生活は過酷の一言で、それを支える妻も生半可な覚悟ではつとまらない。なにしろ彼らは、一年中、世界各地のツアーを回るため、定住地はなく、ほとんどホテル暮らしである。錦織の場合、生活基盤はフロリダにあるものの、そこで過ごせる時間はごくわずか。
「例えば、メジャーリーガーの妻も大変だといわれていますが、移動はほぼアメリカ国内だけです。テニス選手の場合、生活習慣が異なる全世界を舞台に、妻は食事をはじめとする健康管理、さらにメンタル面のケアをしなければならないのですから、本当に大変です。でも、坪井さんは今回の全米オープンでも会場で声援を送っていたように、すでに海外ツアーのほぼ全てに同行しており、テニス選手の妻として生きていく覚悟は、充分にできていると思われます」(前出・スポーツ紙記者)
錦織との交際について、岐阜市内にある坪井さんの実家を訪れると、母親は嬉しそうな笑顔を浮かべながらこう話してくれた。
「ふたりのおつきあいはとっても順調で、本当に気の合う恋人同士だそうです。ただ、お互い普通の男女だし、彼もまだ若いでしょう。先のことはわからないですよ」
今年の錦織は、4月のバルセロナオープンの優勝賞金1億9000万円に加え、全米オープンの準優勝賞金1億5200万円、契約企業からの特別ボーナス、さらにはユニクロなどのCM収入も大幅アップが見込まれており、年収は10億円の大台を超えるといわれている。
人柄もよく、これだけ稼いでくれる男が婿になってくれるとなれば、不満を持つ母親はいないだろう。
一方で、こんな順風満帆のカップルを、複雑な思いで見つめている女性もいる。錦織の元カノである卓球の福原愛選手(25才)だ。
「彼女は、錦織選手と別れた後もメル友で、ずっと連絡は取り合っているようです。というのも、彼女が錦織選手に未練タラタラで、別れた後に彼がこんな国民的スターになって、その傍らには新恋人がいるっていうのが、おもしろくないんです。“なんであの人と…”って愚痴っていたこともあって、心の底では彼女と別れて、自分と復縁してほしいと思っているようです(苦笑)」(福原の知人)
※女性セブン2014年9月25日号