日本人初となる全米オープンでの準優勝という偉業を成し遂げた錦織圭(24才)が、プロデビューしたのは2007年、17才のときだった。
それから4か月後の2008年2月、ATP(男子プロテニス協会)ツアーで初優勝を果たす。日本人としては松岡修造(46才)以来、2人目の快挙だった。
さらに、2008年の全米オープンでベスト16、2009年にはATPツアー新人賞獲得と、破竹の勢いで快進撃を続けた錦織だが、その陰には、家族やコーチ以外にも、彼の支えとなる人物がいた。それが、恋人の存在である。実は錦織、これまで彼女が途切れたことがないというほど“超モテ男”なのだ。
「(米・フロリダの超名門テニススクールの)IMGアカデミーに留学していた時も、新人の子が入って、洗濯の手順がわからずにいると、まっ先に声をかけて自分の洗濯機を貸してあげていました。そんな素朴さに惹かれる女性が、後を絶たないんです」(錦織の知人)
そんな錦織だが、2008年12月、卓球の福原愛(25才)との熱愛が『フライデー』で報じられ、世間を仰天させたのは記憶に新しい。
「ふたりの出会いは、その年の夏の北京五輪です。選手村で福原さんと同室だったテニスの杉山愛さん(39才)が、ふたりを引き合わせたのがきっかけでした」(前出・テニス関係者)
このときはJR原宿駅のホームで人目をはばからずキスする写真まで撮られ、トップアスリート同士のアツすぎる現場に国民は大きな関心を寄せた。だが、お互いに世界を転々とする多忙な生活ですれ違いが生じ、2009年春には破局してしまう。
次に錦織のお相手として報じられたのが、錦織と同じように世界を舞台に戦う同い年の女子プロゴルファー・宮里美香(24才)だった。宮里が錦織と同じフロリダの『IMGゴルフアカデミー』に通っていたこともあり、ふたりは心を通わせるようになったという。だが、この恋もほどなくして終わりを迎えている。
そして、その次に現れた女性こそ、彼が結婚を意識する“婚約者”だった。その女性は、北京五輪の新体操日本代表で、“フェアリージャパン”の一員として活躍した坪井保菜美さん(25才)。2011年春に共通の知人の紹介で知り合ったという。
「当時、錦織選手は2010年に手術した右肘のリハビリ中でしたが、回復が遅れ、“いつ復帰できるのか…”という不安にさいなまれていました。そんな彼の支えになったのが坪井さんだったんです。早稲田大学でスポーツ科学を専攻していた彼女は、リハビリ方法についてアドバイスしたり、栄養学を学んで彼の健康管理をサポートしたそうです。また彼女は現在、ヨガのインストラクターをしているんですが、彼の体質を変える手助けになればとヨガを教えたこともあったようです」(前出・錦織の知人)
先の見えないリハビリで気持ちが沈みがちだった錦織は、彼女の献身的な支えに心打たれ、自然と交際がスタートしたのだという。
※女性セブン2014年9月25日号