消費税が8%に上がって、さらに今夏の日照不足で野菜価格が高騰。今月1日には魚介類の缶詰やコーヒーなど食料品の一部が値上げされ家計の負担は増える一方だが、実は企業の中間決算にあたる9月はいろいろなモノが安くなる“当たり月”。
それは旅行にも当てはまる。旅行ジャーナリストの村田和子さんはこう説明する。
「今年10月は、1964年10月に開会式が行われた東京五輪50周年にあたります。50周年記念の特別プランを設定している旅行会社も多いので、上手に利用すると秋の旅行シーズンをお得に楽しめます。
東京五輪に合わせてオープンした東京プリンスホテル、ホテルニューオータニは、正規料金の50%引き宿泊プランを用意しています。
また、50周年を迎えた東海道新幹線も、エクスプレス予約会員に席数限定で東京~新大阪間の普通車指定席券が5400円など、当時の運賃並みの価格で9月18日まで発売中です」
夏休みが終わり、多くの人は旅行のことが頭から離れている。そんな今が、年末年始の航空券の早期予約割引を利用するチャンス。
「早期予約は、日本航空なら55日前まで、全日空なら75日前までがもっとも割引率が高い。今から年末の計画を立てておきましょう。
また、予約が取りづらいLCC(格安航空会社)のチケットも今ならまだ空席があります」(村田さん)
旅行だけでなく、帰省の際のチケットを取るなら今がおすすめだ。
※女性セブン2014年9月25日号