芸能

『路線バスの旅』の「魔の3日目」のジンクスを太川陽介解説

路線バスの旅では頼れるリーダー役の太川陽介

 人気番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京系)で、自由奔放な蛭子能収と個性豊かなマドンナを纏め上げていく、頼れるリーダー役の太川陽介。とはいえ、蛭子の自由過ぎるふるまいを見て、何も感じていないわけはない。ときには蛭子に苦言を呈することもある。太川の新刊『ルイルイ仕切り術』(小学館)より、“蛭子能収級にイライラする人”への対処法を紹介する。

 * * *
 路線バスの旅には“魔の3日目”といわれているジンクスがあるんですよ。3日目にはよく大変なことが起きるんです。それこそ台風が大接近してきたり、昼過ぎに早くもその日に乗れるバスがなくなってしまったり。でも最初に“魔の3日目”という言葉が生まれたのは、そういう交通的なアクシデントからではなくて、人間関係が気まずくなってしまったことからなんです。

 そもそも友人同士でも3日間も一緒に旅をしていると、しだいに関係がギスギスしてくることってあるじゃないですか。それと同じようにボクと蛭子さんの関係が3日目に悪くなってしまった時があったんですね。

 まぁ最初にボクが蛭子さんにイライラしてしまったのが原因です。とにかくボクは次のバス停に行ってみなきゃわからないから、行ってみようって提案すると、「行って次がなかったらどうすんですかぁ~?」なんて前向きじゃないこというし、なにかというと、「もう乗り継げないんじゃないのぉ~?」 なんて悲観的なことばっかりいうんですよ。 それでボクのイライラも頂点に達するのが、3日目だったんですね。

 でも蛭子さんにイライラしている自分が嫌になってしまったんですね。それに蛭子さんにイライラしているボクと一緒に旅をしなければいけないマドンナにも申し訳ないな、と思いましたし。だいたい考えてみれば、悲観的だろうと前向きじゃないことをいおうと、それが蛭子さんの個性なんですから。あの個性がなければ蛭子さんじゃないんですから。

 みなさんも、時にはどうしようもなくイライラする人と出会うことがあると思うんです。 そういう時は潔くあきらめる。あきらめて、そういう個性の人なんだ、と大きな心で受け入れる。そしたら、最近は本当にあまりイライラしなくなったんです。

 でも本当のこというと、ちょっとは毎回イライラしてるんですよね。でも、それが蛭子さんだからしょうがない。みなさんは蛭子さん級の人には一生会うことはないと思うので、安心してください。

※太川陽介・著『ルイルイ仕切り術』(小学館)より

関連記事

トピックス

4月24日発売の『週刊文春』で、“二股交際疑惑”を報じられた女優・永野芽郁
永野芽郁、4年前にインスタ投稿していた「田中圭からもらった黄色い花」の写真…関係者が肝を冷やしていた「近すぎる関係」
NEWSポストセブン
18年間ワキ毛を生やし続けるグラドル・しーちゃん
「女性のムダ毛処理って必要ですか?」18年間ワキ毛を生やし続けるグラドル・しーちゃん(40)が語った“剃らない選択”のきっかけ
NEWSポストセブン
永野芽郁
《永野芽郁、田中圭とテキーラの夜》「隣に座って親しげに耳打ち」目撃されていた都内バーでの「仲間飲み」、懸念されていた「近すぎる距離感」
NEWSポストセブン
上白石萌歌は『パリピ孔明 THE MOVIE』に出演する
【インタビュー】上白石萌歌が25歳を迎えて気づいたこと「人見知りをやめてみる。そのほうが面白い」「自責しすぎは禁物」
NEWSポストセブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《田中圭と永野芽郁にお泊まり報道》「トイレで寝ていた…」業界関係者が心配していた“酒の場での様子”
NEWSポストセブン
小山正明さん
元阪神の320勝投手・小山正明さんが生前に語っていた「伝説の天覧試合」での長嶋茂雄、村山実のこと 「自分が先発した試合で勝てなかった悔しさは今も残る」と回想
NEWSポストセブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《田中圭に永野芽郁との不倫報道》元タレント妻は失望…“自宅に他の女性を連れ込まれる”衝撃「もっとモテたい、遊びたい」と語った結婚エピソード
NEWSポストセブン
父親として愛する家族のために奮闘した大谷翔平(写真/Getty Images)
【出産休暇「わずか2日」のメジャー流計画出産】大谷翔平、育児や産後の生活は“義母頼み”となるジレンマ 長女の足の写真公開に「彼は変わった」と驚きの声
女性セブン
不倫報道のあった永野芽郁
《お泊まり報道の現場》永野芽郁が共演男性2人を招いた「4億円マンション」と田中圭とキム・ムジョン「来訪時にいた母親」との時間
NEWSポストセブン
春の園遊会に参加された愛子さま(2025年4月、東京・港区。撮影/JMPA)
《春の園遊会で初着物》愛子さま、母・雅子さまの園遊会デビュー時を思わせる水色の着物姿で可憐な着こなしを披露
NEWSポストセブン
不倫を報じられた田中圭と永野芽郁
《永野芽郁との手繋ぎツーショットが話題》田中圭の「酒癖」に心配の声、二日酔いで現場入り…会員制バーで芸能人とディープキス騒動の過去
NEWSポストセブン
春の園遊会に参加された天皇皇后両陛下(2025年4月、東京・港区。撮影/JMPA)
《春の園遊会ファッション》皇后雅子さま、選択率高めのイエロー系の着物をワントーンで着こなし落ち着いた雰囲気に 
NEWSポストセブン