たまにいるのが、何を話しているかまったくわからない人。その人には理解できているのだろうが、あまりにも説明不足で、内容がまったくつかめないのだ。そして、そういう人は、他人の話もあまり理解できていないという。福岡県に住む地方公務員のKさん(48才)が、奥様のエピソードを告白する。
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ぼくはカミサン(39才)の話す日本語が、半分くらいしかわかりません。
先日も「上戸彩って、不倫してるじゃない?」と話し始めたんです。上戸彩ちゃんファンのぼくは大ショック。「えーっ、この間、結婚したばっかりなのに?」と身を乗り出したら「知らないの?」と、バカにしきった顔。
カミサンがドラマの中の話をしているとわかったのは、「不倫の相手は誰?」だの、「どうして発覚したんだ?」だのと、1時間は話した後ですよ。
この間だって、ぼくが新聞を読みながら「今年はカツオが不漁らしいよ」って言ったとたんです。台所からすっ飛んできて「うそっ。カツオのくせに、髪染めたりしてんの?“ひどいや! 姉さん、グレてやる”とか言い出したの?」
『サザエさん』のカツオが、“不良”になったと、カミサンが思い込んだんです。
最近、このトンチンカン女と話すのが、とっても苦痛で…。
※女性セブン2014年9月25日号