9月22日、元プロ野球選手の清原和博(47才)が報道各社にFAXを送り、清原亜希(45才)との離婚を発表した。
《離婚はしても子供たちの父親であることに変わりはなく、私は父親として、野球人として、今できることに全力を尽くしていく所存です》
FAXには、こう綴られていたが、結婚14年目を迎え、清原は“父親”としても“野球人”としても、そして“夫”としても、妻にとっては耐えられない存在になっていた──。
2人は2000年に入籍。亜希は、夫が最高の仕事ができる環境を作りたいからと、大好きだったモデルの仕事を辞め、専業主婦となった。2002年8月には長男が誕生。2005年5月には次男を出産している。
そして、2008年に清原が現役を引退すると、子育ても一段落した亜希はモデル復帰を果たす。
「彼女はモデルの仕事と子育てを完璧に両立させてきました。家庭第一ですから、撮影の仕事は子供たちが学校に行っている間のみ。清原さんは引退してからも、家を空けがちだったため、家事や育児には関与してこなかったみたいで、亜希さんはひとりで全てをやっていたんです。そんな中でも、彼女は2人の息子さんを最難関の慶應幼稚舎に見事合格させたんです」(亜希の知人)
離婚発表後、かつて清原一家が暮らしていた都内のマンションを訪れると、人の出入りもなく静まりかえっている。
「亜希さんは、今年3月ぐらいから2人の息子さんを連れて家を出て、少し離れた家賃45万円の3LDKのマンションで新たな生活をスタートさせていますよ」(前出・亜希の知人)
亜希が別居を決意した今年3月といえば、『週刊文春』(3月13日号)が清原の薬物疑惑を報じた頃である。清原は『FRIDAY』(3月28日・4月4日号)に登場し、「オレは絶対に麻薬はやってない」と全否定し、さらに「糖尿病」でインシュリンを毎日打っているだけだと釈明した。だが、それまで「離婚だけは…」と頑なだった亜希の心に変化が。
「もちろん報道直後は彼を信じていましたから、亜希さんは“私は別れない”と周囲に話していました。しかし、報道が過熱するにつれて、信じたくはないけどひょっとして夫が違法薬物に手を染めているかも…と考え始め、すごく不安になったみたいですよ。もしそうだとすると、子供たちへの影響は計り知れませんからね。
6月にASKAさんが逮捕されて、家族がめちゃくちゃになってしまった状況を目の当たりにしたのも大きかったんだと思います。まさかの“Xデー”に怯えるようになり、やはり最後は“離婚”へと傾いていったようです」(前出・亜希の知人)
“子供たちのために”から“子供たちを守るために”離婚を決断したのだった。
「結婚しているときから、亜希さんは清原さんが子供に手を上げたりすることを怖がっていました。酔っ払って帰ってきたときなんかに、言い争いになると、彼は壁をドンドンと殴ったりすることもあったそうですから。いつ暴力が子供たちに向くか不安を感じていました」(前出・亜希の知人)
※女性セブン2014年10月9日号