芸能

嵐『BLAST』ハワイ3万人ライブ 機材20t、最後に花火400発

 伝説のハワイデビューから15年、その同じ地で記念となる3万人ライブ『ARASHI BLAST in Hawaii』を行った嵐(現地時間9月19、20日)。

 ライブ会場となったオアフ島のコオリナ地区は、ディズニーの公式ホテルがあることでも有名な高級リゾートエリア。そのビーチに海を背にした特設ステージが完成したのは、ライブのほんの数日前のことだった。今回ハワイでの公演は、2日間で2回。日本からのファンツアーと現地のハワイでの来場者、合わせて3万人を動員した。

 青い空と海、白い雲にヤシの木。ハワイ感満載のステージに突如として現れた1機のヘリコプターから赤い衣装を身にまとった5人が登場した瞬間、会場は割れんばかりの大声援に包まれた。

 デビュー曲『A・RA・SHI』から始まり全30曲を熱唱。「長らく踊っていなかった曲、例えば『PIKA☆NCHI』や『PIKA★★NCHI DOUBLE』はみんなでビデオを見ながら振りを思い出したよ。長らくファンをやっていただいていたかたならわかると思う」と櫻井翔(32才)が言っていたように、嵐が15年歩んできた歴史が五感で体感できるライブ構成になっていた。

 このライブは国民的アイドル嵐ならではの驚きの規模で行われた。その7つのポイントをご紹介。

【1】東京ドーム2個分の空き地に巨大な舞台装置を製作。
【2】日本からコンテナ16台は船便にて輸送、空輸にて20tの機材を搬送。
【3】客席上空を動く10m×5.4mのムービングステージ2個は、日本から船で運んだ。
【4】花火や特効、鉄骨は日本からの持ち込み制限が厳しく、ロサンゼルスから取り寄せた。
【5】ラストでの花火は迫力の400発。
【6】各メンバーのレギュラー番組は、特番を組み、ライブ後に現地にて収録。
【7】コンサートの模様は、日本の全国209の映画館で同時中継された。2日間で14万人を動員する史上最大のパブリックビューイング(PV)となった。

 5人の挨拶から始まったアンコールでは、大野智(33才)が言葉に詰まる場面も。「デビュー当時、訳がわからなくてモヤモヤしていた気持ちや葛藤は今は正直ありません! 16年目からも、共に人生を歩んでいきましょう」と頭を下げると、大野と共に涙を流していたファンからも大きな声援と拍手が巻き起こった。

 万感胸に迫ったメンバーたちは再び『A・RA・SHI』を歌い、さっそうとヘリに乗り込む。充実感に溢れた表情の5人は、ハワイの夜空に未来という夢をのせて飛び立っていった。

※女性セブン2014年10月9日号

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン