9月19、20日に『ARASHI BLAST in Hawaii』と題し、15周年記念コンサートをハワイで成功させた嵐。今でこそ国民的アイドルとなった嵐だが、デビュー当時は嵐メンバーすらも「こんな今」があることは想像できなかったようだ。
これまで、「デビュー当時、実は嵐を辞めたいと思っていた」と語ってきた嵐のリーダー大野智(33才)もその一人だろう。今となってはデビュー当時の葛藤を笑って話せるほど、嵐への思い入れは強い。10周年記念コンサート後の打ち上げで相葉雅紀(31才)と「嵐でよかったね」とホテルの部屋で号泣したという事件はファンの中でも有名だ。
そんなリーダー・大野が振り返る嵐の15年間と、これからの嵐に込める思いを聞いた。
* * *
デビュー当時は毎日が不安だったよ、経験も実力もないぼくらが、常に新しいことに挑戦している感じで。不安だったけど、初めて『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演したとき、楽屋に戻って携帯を見たら同級生や親戚からいっぱいメールがきていて、「みんな見てるんだ」って思ったら責任持たなきゃって思った。
今じゃ一通も来ないけどね(笑い)。
10周年を迎えたあたりからずっと地に足が着いていない感じなの。俺は俺。デビューの時から何も変わってないんだよね。変わったのは周りだけ、それはメンバーも同じだと思う。メンバーとの関係もずっと変わらないと思う。どんな存在かって聞かれても、例えようがないけど、かけがえのない人たちだよ。
※女性セブン2014年10月9日号