芸能

評論家「山下達郎が竹内まりやというアーティストを生んだ」

 1978 年のデビュー以来、常に日本の音楽界のトップを走り続けてきた竹内まりや(59才)。9月10日に発売された7年ぶりのオリジナルアルバム『TRAD』が発売初週で売り上げ1位に輝くなど、その輝きは今も色褪せていない。発売したアルバムは1980 年代、1990 年代、2000 年代、そして2010 年代と4つの年代で首位を獲得し、アルバム売り上げ1位を記録した女性アーティストの最年長記録も更新した(59才6か月)。

 そんな“J-POPの女王”としての地位は、まぎれもなく公私ともにパートナーである夫・山下達郎(61才)とともに掴んだものだ。音楽評論家の富澤一誠氏は、こう解説する。

「竹内さんが30年以上も愛され続けているのは、常にファンの期待以上の音楽を提供しているからだと思います。パートナーの山下さんは、作詞作曲、アレンジ、プロデュースを全て一人でこなす音楽界屈指の才能の持ち主。

 そんな山下さんは竹内さんにとって音楽的に絶対的な存在で、1枚のアルバムを作るのに数年かかりますが、100%納得のいくものしか出さないのです。松任谷由実さんと夫・正隆さんの関係に似ていますね。

 山下さんの影響で彼女は単なるシンガーからアーティストの域に達し、夫婦でお互いのライブにゲスト参加するようにもなっている。家庭との両立もとれていて、あくせくしていない自然体の彼女は、同世代の女性の一つの理想であり憧れ。まさに夫唱婦随といえるでしょう」

※女性セブン2014年10月9日号

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