ライフ

厳格ルール作って不倫する主婦 「不倫は続けていくつもり」

 木曜10時に放送されていた『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)。夫のいない昼間に不倫をする妻を描いたこのドラマは、テレビの前の主婦たちの心をがっつり掴み、高視聴率を記録した。その人気からも解るように、実際に不倫してしまう主婦たちは、決して少なくない。

 子供を産んで母になった後に「昼顔妻」になってしまう主婦がいる。千葉県在住の専業主婦・雅美さん(仮名、38才)は商社勤務の夫(39才)と8年前に結婚。長男(4才)と長女(2才)を出産し4人で暮らしている。

 毎朝午前6時に起床して、夫の朝食を作り玄関まで見送った後、子供たちを起こし、2回目の朝食。午前9時になると幼稚園まで長男を送り届け、ママ友と井戸端会議を楽しむ。最近の話題はもっぱら『昼顔』だ。

「夫の前だと見られないから、みんな録画して夫がいない昼間に見ています。ママ友同士で“現実にはあり得ないから憧れる”と言い合って盛り上がっています」(雅美さん、以下「」内同)

 そのときに「うんうん」と一緒にうなずく雅美さんの内心は違う。彼女には結婚1年目から不倫している男性がいる。友達が開いた飲み会で知り合った営業職のサラリーマンだ。7才年上で妻子持ち。

 まだ子供が生まれる前の自由な時間があった時、食事を重ねていくうちにどちらからともなくそんな関係になった。

 子供を産んだ前後半年間は会わなかったが、それ以外は毎月1回逢瀬を重ねている。4年前に子供を産んでから、会う時間は平日の昼間になった。車で15分ほど離れた実家の母に子供を預けて、不倫をしていた。

「“友達とランチに行くから”と嘘をついて1時間かけて電車で都内へ行きます。相手は営業なので、“得意先に行く”などと会社に言っているそうです」

 駅で待ち合わせをして、ランチを食べて、ラブホテルへ行く。

「90分の休憩時間が終わると、女から母モードに切り替えて実家に急ぎます。長男が幼稚園に通う今は午後3時までに迎えに行かなければいけないので時にはダッシュします(笑い)」

『昼顔』のセリフに「不倫はね、することの罪よりバレることの罪の方が大きい」とあったように、雅美さんはバレないためのルールを作って徹底している。

【不倫相手とのメールはすぐに消す】
「ガラケーなのでLINEは使わずにメールでやりとりします。読んだらすぐに消す」

【会う日は手帳に『○』印】
「いつ会うかやりとりしたメールも消すので、忘れないように手帳にメモします。その際は日にちに『○』印と時間だけを書くなど、夫が見てもわからないようにします」

【土日はメールをしない】
「週末はお互いに結婚相手が家にいるので、メールを見られる可能性があるので連絡しません」

【ホテルでは石けんやシャンプーを使わない】
「お風呂上がりのいい匂いをさせて昼下がりに幼稚園や実家に行ったら怪しまれます」

【不倫相手と会うときはおしゃれをしない】
「化粧を濃くしたり、おしゃれな服を着たりして家を出ると、近所のママ友たちに何かおかしいと気づかれてしまう気がするんです。デニムにシャツくらいの服装で出かけます」

 その“努力”もあって、夫だけでなく周りの誰にもバレていないという。なぜそこまでして不倫を継続するのか。

「平凡な毎日ではつまらない。スリルがあってドキドキしたい。ストレス解消にも役立ちます。不倫をしてなかった子育て期間は、ストレスフルで子供や夫に当たってばっかりいました」

 雅美さんはずっと不倫関係を続けていくつもりだという。

※女性セブン2014年10月9日号

関連記事

トピックス

九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
“鉄ヲタ”で知られる藤井
《関西将棋会館が高槻市に移転》藤井聡太七冠、JR高槻駅“きた西口”の新愛称お披露目式典に登場 駅長帽姿でにっこり、にじみ出る“鉄道愛”
女性セブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン