スポーツ大会での韓国の反日工作でもはや恒例となっているのが、ユニフォームのデザインなどについて「(軍国主義の象徴である)旭日旗に似ている」とクレームをつけることだが、韓国・仁川で開かれているアジア競技大会でも開幕前の9月16日にホッケー男子代表チームが餌食となった。
仁川市内の女子高の屋内練習場で調整した代表選手が、友好の印として約20人の女子高生にホッケー協会のエンブレムをかたどったバッジを渡したところ、「旭日旗が描かれている!」と大会組織委員会に通報される騒ぎになったのだ。
韓国のインターネット掲示板では、「日本人が嫌がらせで女子高生にバッジをバラ撒いた」とまで書き込まれる事態になった。日本ホッケー協会は困惑を隠さない。
「ホッケーでは試合前にバッジ交換するのが慣例で、この時には余ったものを練習を見学していた女子高生に記念品として渡したんです。彼女たちは喜んでいたと聞いています。過去に韓国で試合をした時は何もいわれなかったのに……」
ジャーナリストの室谷克実氏は、開会式から不安が拭えなかったとする。
「日本選手団が入場してきた時、韓国のテレビ局SBSは『周辺国と深刻な問題がある国』とテロップを入れて紹介していました。それを見た時から、大会中に何か卑怯な妨害工作があるのではないかと感じていました」
※週刊ポスト2014年10月10日号