フジテレビの「ミタパン」こと三田友梨佳アナウンサー(27)との交際が発覚した西武・金子侑司内野手(24)。プロ2年目を迎えた今年は、開幕からレギュラーに定着。途中、スタメンを外れることもあったが、チームトップの21盗塁を記録するなど、西武の若手として期待の大きい選手だ(10月1日現在。記録は以下同)。
とはいえ、8月7日に日刊スポーツの一面で交際報道が飛び出た頃から、少し雲行きが変わったようだ。その日は「1番・セカンド」でスタメン出場し、3打数1安打とまずまずの成績だったが、翌8日から13打数連続凡退、3試合連続ノーヒットと不振に陥る。続く12日のオリックス戦からは、打順も9番に降格。この試合で久しぶりのヒットが出たが、翌日にはスタメン落ちする。
これが、どん底とはならなかった。16日の日本ハム戦で、バントを試みた際に右人さし指を負傷し、出場選手登録抹消されてしまったのだ。
約4週間を経て、戦列に復帰。すると、開幕から守っていた二遊間ではなく、ライトの守備に就く機会が増えた。9月19日のソフトバンク戦からは「9番・ライト」でスタメンを張るようになったが、調子は上がってきていない。ここで、三田アナとの交際発覚前後の打撃成績を比較してみよう。
【交際発覚前】194打数53安打 打率2割7分3厘
【交際発覚後】49打数7安打 打率1割4分3厘
【2014年シーズン】243打数60安打 打率2割4分7厘
打率を見る限り、交際発覚後から、大不振に苦しんでいるのだ。スポーツライターはこう分析する。
「女子アナと交際すると、相手投手も含めて周囲がやきもちを焼く可能性は高いでしょう。しかも、相手はミタパンですからねえ。そんなことで抑えられるのかと思われるでしょうけど、プロの世界は紙一重。やっぱり、美人女子アナと交際していると、やっかみは間違いなく抱かれますよ。会社の美人を捕まえた男性社員は、どうしたって嫉妬されるのと何ら変わりません。
それ以上に大きいのは、金子選手自身のメンタル面への影響です。発覚直後から、これまでの人生でいちばん騒がれ始めた。ミタパンの父親が、記者陣に『紹介されましたか?』と聞かれると、『会ったこともない。親子の断絶です』と答えたことも大々的に報道された。その頃は二軍でしたが、気にならないと言ったらウソでしょう」
数字の上で、これほどの歴然とした差が出てしまうと、どうしても突っ込まれてしまう。来季は周囲の雑音を吹き飛ばす活躍が見られるだろうか。