今年の夏までは、どこに行っても品薄状態だった『妖怪ウォッチ』関連商品だが、秋になって多様なグッズが大量供給されたようで、秋祭りの夜店でも「ジバニャン」や「コマさん」など、人気キャラクターのイラストが描かれたグッズを見かける機会が増えている。都内の縁日で、くじ引き店を出店している男性・Aさん(50代)は、次のように語る。
「今年は本当に妖怪ウォッチの人気が凄いね。昨年まではAKB48の写真やポスターも多かったけど、今年は妖怪一色だよ。子どもは『お母さん、ゲラゲラポーあるよ!』と足を止めるし、20代の女性で、1回300円のくじ引きを10回くらい引いた人もいる。もちろん『妖怪メダル』がほしい人も多いけれど、ポスターや文房具が欲しいという大人も多いね」(Aさん)
実際に、妖怪ウォッチ目当てで秋祭りに参加したという女性・Bさん(20歳)に話を聞いた。
「ジバニャンのお面が欲しくて来ました。残念ながらお面は手に入らなかったけど、ジバニャンのイラストが描かれているスーパーボールと、ビニール製のバットをゲットしました。
1回400円のくじで、『アナと雪の女王』の文房具が当たったんですが、いらないのでゴネていたら、お店のおじさんが妖怪ウォッチのクリアファイルと交換してくれました(笑い)。ちなみに、妖怪ウォッチのゲームはやったことがないです」(Bさん)
ゲームファンや子どもたちだけでなく、キャラクターグッズ目当ての大人も虜にする妖怪ウォッチ。まだまだブームは終わりそうにない。