9月25日の朝、ET-KINGのTENNさん(享年35)が自宅マンションの駐車場に停めたワンボックスカーの中で首つり自殺を図った。第一発見者は妻の上原多香子(31才)だった。
自殺を図る5日前の9月20日には夫婦そろってJリーグの試合を観戦し、21日には、最新のiPhone6を購入していたTENNさん。11月には淡路島への旅行も計画していたという。
それゆえ、上原をはじめ彼を知る多くの人は「自殺を選ぶなんて信じられない」「理由がわからない」と絶句する。
一方で、夫婦仲が悪く、上原が離婚を切り出したのが原因ではないか、との報道もあった。
実際彼女は生活の不安を吐露していたという。
「TENNさんの音楽活動は決まった収入があるわけではなかったようですから、彼女は将来のためにも、もっと仕事を増やしていきたいと思っていたんです。でもそれなら東京で暮らしていたほうがやっぱり便利。だからといって、ずっと大阪で活動してきたTENNさんに“東京に移り住もう”と伝えるのは、“大黒柱失格という烙印を押すようでできない”と話していたことがありました。
TENNさんは、そういう悩みを上原さんが抱えていたことに気づいていたと思いますよ。昔から、優しくて人の気持ちに敏感な人だったから。でも、自分が原因なわけでしょ? 解決策がないまま無責任な慰めとか絶対言えないタイプだから、いつもみたいにひたすら自分の中で考えていたんだと思います」(芸能関係者)
またある夫妻の知人はこう話す。
「結婚当初からタカちゃんは“子供が欲しい”って言ってました。それで仕事も一時セーブしてましたけど、最近またタカちゃん、仕事を増やし始めましたよね。6月からは舞台公演で全国を回ってましたし。子供はまだ、そういう時期じゃないってふたりで話したのかな?」
※女性セブン2014年10月16日号