9月27日の最終回を視聴率22.3%で締めたNHK連続テレビ小説『花子とアン』。その出演者が続々と秋ドラに出演する。まずはなんといっても吉高由里子(26才)演じた主人公・花子の親友・蓮子役の仲間由紀恵(34才)。9月18日に14才年上の俳優・田中哲司(48才)と結婚したことでも世間をにぎわせた。『SAKURA~事件を聞く女~』(TBS系)では潜入捜査官を演じる。
「今までは“何をやっても『ごくせん』(仲間主演の大ヒットドラマ。日本テレビ系)のヤンクミに見える”ともネットで評価されていましたが、美しく毅然とした蓮子がはまり役で新たな境地に立ちました。今回は潜入捜査官なので、あるときはDJ、あるときは相談窓口係と、さまざまな顔を見せます。その七変化は要注目です」(テレビ評論家・木村隆志さん)
蓮子の元夫で石炭王・伝助を好演した吉田鋼太郎(55才)は『すべてがFになる』(フジテレビ系)で準主役になった。
「吉田鋼太郎はなんといっても伝助の重厚な演技が評価されたのでしょう。彼の演技に引っ張られ、共演者たちもいい演技をすることに期待。もしかしたら、ドラマの中で最も存在感を示す可能性もあり、気になるところですね」(ドラマウォッチャー・吉田潮さん)
花子の兄やん役の賀来賢人と幼なじみ朝市役の窪田正孝はいずれも若手注目俳優として株をあげ、『Nのために』(TBS系)では物語の鍵を握る重要な役に抜擢されている。
朝ドラの役どころと比較してみるのも楽しいかも。
※女性セブン2014年7月10日号